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3枚引き・スリーカードスプレッド | 私のタロット・スプレッド -1-

投稿日:2017年5月14日 更新日:


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私が『今日の一枚』というコーナーで使っているタロットデッキ(タロットカードのこと)によるスプレッドとやり方をご紹介します。簡単に説明すると、タロットデッキをシャッフルして、3枚選んで占いをするものです。

とても基本的なスプレッドで、シンプルなのですぐにご自分でタロットリーディングをやってみることができると思います(^^)

タロットリーディングを自分でやってみることをおすすめしている記事はコチラ

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Contents

タロットのスプレッドってなに?

タロットでいうところの『スプレッド』というのは、タロットリーディング・占いをする時に使うタロットの並べ方=展開方法 のことです。

Dr.アポロのなんでもスプレッド

これはDr.アポロのなんでもスプレッド レイチェルポラックさんが紹介しているスプレッドです。

扇状にカードを拡げて任意の一枚をひいてみる〈一枚引き,ワンオラクル〉や 三枚並べてみる〈3枚引き〉←(これからご説明するものです♪)、古くからあるアイルランド由来のケルティッククロス・スプレッド、ツリー・オブ・ライフを模した=生命の樹スプレッドなど、本当にたくさんの種類のスプレッドが存在します。

ご紹介しようとしている三枚引きスプレッドは、並べ方と意味付けで沢山のバリエーション=応用が存在し、自分のオリジナル=独自のものも作ることが可能です。

タロットにおけるスリーカードスプレッドの例

3つのポジションに与える意味付けで、いろいろなシチュエーションを占うことができます。

例えばこのような感じです。

例えば【A】のスプレッドは上に位置するの真ん中のカードに『課題』を意味する/示唆するカードがあるとします、下の列の左のカードは『解決方法』、右は『成果』と意味付けをすることが可能です。
これを恋愛に当てはめてみて、ある人を好きになり、その人とうまくいくにはどうするか?というときに、『課題』→なにか相手とのあいだに障害があるか等、『解決方法』→どの様にアプローチするか等、『成果』→相手とうまくいくか等 をリーディングすることができます。

スリーカードスプレッド(横に並列)の意味付け

先にバリエーションをお見せしましたが、並列に3枚置くやり方が比較的ポピュラーです。

並列にならべてリーディングをする方法として…

例えば『自分の人生』を考えて掘り下げてみよう!という時。
※上から3列目の 子供 両親 大人 という項目を当てはめています。
【カードA】子供 時代は、どんな性格で行動をしていたのか、どんな子だったのか。【カードB】親はどんな教育方針だったか、どのように接していたのか。【カードC】大人になった今、どのように行動しているか。どの様な人になったのか。なっていくのか。

このようにそこに位置するカードをどのような意味か、ひも解いていきます。

今回は、タロットを三枚を横に並べてみる、この三枚引き=スリーカード・スプレッドの私が「今日の一枚」でやっている方法を実際に詳しくご紹介してみます。

スリーカードスプレッドの得意分野

このスリーカードスプレッドは、今日の占い、今月の動向をみる。という全体運も得意ですし、上に例示したようなシンプルな関係性をストレートに聞きたいときに優れています。

逆に深く自分を掘り下げたかったり、詳細に恋愛について知りたいときは、他のカードをたくさん使ったスプレッドが向いています。

私のスリーカードスプレッドのやり方

スリーカードスプレッドの例

まず、何についてリーディングするかハッキリ意識してくださいコレ大事。

0.グラウンディングして心を落ち着かせて、タロットに集中する。

タロットリーディングに直接関係はなさそうな行為ですが、とても大事な準備となります。グラウンディングってなに?というひとは、落ち着いて集中するだけでOK。雑念をいれないようにするのが、ポイントです。
今日を占おうとしているのに、晩御飯のおかずはなににしようかな〜とか考えないということw

1.シャッフルする

タロットカードを裏返しにして、柔らかく滑りの良い布か机の上で拡げます。そして両手を使ってグルグルと洗濯機の様にかき混ぜます(これをシャッフルといいます)。回数や時間は自分のお好みで構いません。長くやれば結果が研ぎ澄まされるいう訳ではないので、適当と思われる時間でやってみてください。

シャッフルをすることにより、タロットデッキの浄化にもなります。

わたしはその後タロットをひと束にまとめてから、トランプのように軽く切ってシャッフルを行っています。

2.タロットデッキを3つの束に分ける

タロットデッキを裏を上にして、一つにまとめて置きます。そしてタロットを三分割するつもりで、取りわけて3つに分割して、横に並べます。

タロットを何十枚かを持ち上げると『パカッ』と分かれる箇所があるので、それに従ってわけています。最初に一番上からとった束を中心におき、次の束を右、左と置いてます。

3.手をこすりあわせる

『気』を集中し、タロットからのアドバイスを感じ取りやすくするために、軽く手を擦り合わせます。それにより『気』を感じとりやすくなります。
この気はエネルギー、レイキ、マナなどというものと一緒ですが、手を擦り合わせた後に手がじんわり温かくビリビリする感覚、これが『気』です。

難しい考えなくてよいです。タロットの宣託/選択を感じとりやすくするおまじない と思えばOK。

おまじない だけれども、気はココロ。
想いが創るものはとても大きいのです。

4.3つの束に手をかざして、一番気になるカードを決める

気持ちを集中して、占うことをココロの中心に置きながら、3つの束に手をかざしてみると、それぞれの束に手をかざした時に感じる感覚や気になること、アタマに浮かぶことが違うと思います。なにも浮かばないし、感じないという場合も問題ありません。
自分が感じた(感じない中で)、一番気になる3つの束を選び、その束の一番上の一枚を手にとります。

そしてその選んだ一枚のカードを表にして、一番左に置きます。

5.残りの束から、2枚目、3枚目のカードを選ぶ

次に気になる一枚ともう一枚と、残りの束から選択して、表にしたカードの横に並べていきます。

タロットのスリーカードスプレッド

一番左にメインのカード。真ん中と右にサブカードを置いています。ロッドのナイト(ワンドのナイト)がメインカードで、サブカードが女教皇とカップのペイジです。

6.選んだカードを眺めて、カードリーディングを行う

いよいよリーディングです。細かく書いているので6項目ですが、慣れてしまえばここまで時間でいうところの3分もかからないくらいです。

最初のグラウンディングと集中も大事ですが、このリーディングも大事なので(このためにやっているw)、リーディングに時間をかけられるとよいと思います。

スリーカードスプレッドでのリーディングのコツ

このスリーカードスプレッドは、メインの1枚 と サブカードとして2枚をわけているので、まずメインのカードからなにを感じられるか、受け止めてみます。

信頼している本があれば、そのタロット本に書いて有ることを読み解きながら、自分で当てはまる項目を選択してリーディングを進めていくとよいです。

例えば、メインカードの『ワンドのナイト』のことを紐解くと『自己成長、将来性』と本に書いてあったとします。
そうか!と思いつつ、他の本では『旅を意味する場合がある』とあったとします。もしそこで【旅】にピンときたら、そこにフォーカスすればよいのです。

引用
・タロットバイブル レイチェルポラック著 朝日新聞出版
・タロットワークブック メアリーKグリーア著 朝日新聞出版

また、タロットの強みとしてカードの『ビジュアル』があります。絵・イメージというのは、とても想像力の助けとなります。
その絵をみてどう思うか、感じることはとても重要な指針になります。

メインカードから感じることと同様に、サブカードからなにを感じとるかもやってみます。

メインカードから感じ取ることにプラスしてサブカードからの宣託をどう受け止めるかや役割は自由にうけとめれば良いです。

例えば、メインカードがとても力強いイメージを持ったもので(例えば大アルカナ)自分にもメッセージがサックリと入ってきた。
そのような場合は、サブカードの存在は補足程度で、割合でいうとメインカードが80%、サブカードの残り2枚はそれぞれ10%くらいの意味合いになるかも知れません。サブカードはあくまでサブなので、使わなくてもいいのです。

もちろん、サブカードにしっかり役目を与えても良いです。
メインカードがどうもシックリしないし、なんだかよくわからない。どう受けとめたらいいのかをサブカードがしっかり補ってくれている場合は、メイン40%サブカードはそれぞれ30%の役割を受け持つというケースもあると思います。

初めてタロットをやってみよう!という方はメインカードを中心にタロットカードを読み解いてみてください。

カードそれぞれの意味をまとめています。タロットリーディング事典はこちらをご覧ください。

紹介したスリーカードスプレッドの特長

ご紹介したスリーカードスプレッドの強みとして、以下の点があります。

1.難しくない

メインとサブ とはっきり区別をしているので、メインのカードだけみればおおよそOKなので簡単です。メインカードの方向付けとしてハッキリしない部分をハッキリさせたいときにサブカードに問えば答えてくれる安心感があります。

2.簡単すぎない

残り2枚のサブカードの存在により〈1枚引き〉=1枚のカードから読み取るものよりも深みがある宣託となり、メインカードからの示唆をより深いものにします。
1枚引きは、手軽さがよいのですが、1枚引いて『悪魔』だった… ガーン ってことがないので、リスク回避も可能ですw ←意外に大きなメリットだったりします(笑)

3.応用が自由

スリーカードスプレッドと捉えれば、意味付けを3枚に事前にして聞いてみることも可能ですし、ご自分でやりやすい様にカスタマイズしていくことができます。

 


 

タロットデッキによるスリーカードスプレッドのご紹介はいかがでしたか?
なんかオモロイかも…って思ったひとは、是非トライしてみてくださいね!!

 

長文になった!最後までお読みいただきありがとうございます☆質問があったらコメントやLINEからお気軽にどうぞ♪

ユニバーサルウェイトポケットタロット

ユニバーサルウェイトポケットタロットデッキ

私が『今日の1枚』でよく使用しているユニバーサルウェイトポケットタロットデッキ。小さめサイズで、絵はソフトなタッチのウェイト版(基本的なタロットです)。箱もしっかりしているので持ち運びも便利です。裏面の柄も好きだな〜

※裏面で 天地=上下 がわからないタイプとみてわかるタイプがあります。タロットは『逆位置』をみるので選択ポイントとなります。

ユニバーサルウェイトポケットタロットデッキ 裏面

ユニバーサルウェイトポケットタロットデッキの 裏面 上と下が対称の絵柄なので、正位置か逆位置か、裏面からみてもわかりません。

 


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